私がMTGを始めたきっかけ

Author:悟空
2015/08/24(月) 04:16

みなさんこんばんは(こんにちは)またしてもコラムを担当の悟空です。
前回は他言語について書かせていただきましたがどうだったでしょうか? 他言語の魅力に目覚めていただければ幸いです。

さて今回は私がMTGを続けてきた変遷を簡単に書いていきたいと思います。

私がそもそもMTGを始めたのは中学の時に友人から誘われたのがきっかけでした。
それまでカードゲームという文化に触れたことのなかった私がMTGを始めるにあたり、そのハードルの高さに心が折れかけたのはいい思い出です。
そのハードルとは

1.単価が高い。
2.同じカードがものによっては複数枚必要。
3.ルールが難解。

大まかに言えばこんなところでしょうか。
まず1番ですが、これはそのままの意味で、何が入っているかわからないものに500円を払う勇気。
500円と言えばそのまま一台ミニ四駆が買える金額です。これはあまりにも高い気がしていた私です。

次に2番では、MTGの仕様上、高いカードでも必要ならば複数枚のカードが必要になります。
これは今現在のMTGでも変わりませんが、当時の価値観として《極楽鳥》が一枚2500円だったといえば何となくわかるかと思います。

続いて3番、慣れてしまった現在では新しいルールの挙動を知るだけで事足りてしまいますが、何も知らないまっさらな当時では、小さな文字で書いてあるミニブックを事あるごとに読み返していた気がします。
ある程度基本の動きができるようになると今度は呪文の速さについて勉強したりと、いまのMTGでは簡略化されたことを必死に学んでいた記憶があります。(当時のルールにはインタラプトがあったり、マナソースがあったりと、初心者にはなんだかよくわからない事があったのです)

これらを乗り越えてやっとMTGという異文化にのめり込んでいく私ですが、最初に買ったパックからでたカードを今でも覚えています。

今ではお高いパックとなってしまいましたがレジェンドの《真紅のマンティコア》が私の運命のカードでした。
当時のスタンダードシーンはミラージュブロックであり、今となってはなぜレジェンドのパックを開けたのかは当時の私たちしかわかりませんが、友人が隣で開けたパックから出てきた《ファイレクシアン・ドレッドノート》は今でも私の憧れです。閑話休題

その頃はまだ店舗の大会に出る勇気などなく友人宅で細々とプレイする日々。うろ覚えの知識、拙い手さばきでプレイする当時の私は今の私にはとても直視できない光り輝く姿で映し出されることでしょう。
そんな私の操るフィニッシュカードが《踏み荒らし》のほのぼのするデッキを友人兄の操るプロスブルームにボコボコにされたのはいい思い出です。

ProsBloom(プロスブルーム)
Sorcery()
4 《自然の均衡
4 《繁栄
4 《冥府の契約
1 《エルフの隠し場所
1 《生命吸収
Instant()
4 《衝動
4 《吸血の教示者
2 《記憶の欠落
1 《エメラルドの魔除け
1 《三つの願い
1 《魔力消沈
Enchant()
4 《資源の浪費
4 《死体の花
Land()
7 《
6 《
5 《
4 《知られざる楽園
3 《湿原の大河

何をされてれるのかがまったくわからない間に死んでいく。悔しいと思うことすらなく死んでゆく。そんな時、新しいエキスパンションが公開されました。
そのエキスパンションの名前は

「ウルザズ・サーガ」

私が本気で(?)MTGを始めるきっかけとなった、ウルザブロックの登場です。このエキスパンションが発表されたとき、友人達が悪い顔をしていたのもいい思い出ですね。

少し短い気もしますが、取りあえず私がMTGを始めたきっかけとしてはこんなところでしょうか?

この続きは次回の私の更新でお話しいたします。
それでは皆さん、良いMTGライフを!