決勝カバレージ:Jun Moriya vs. Yuki Ogino

Author:悟空とローム
2015/10/05(火) 12:30

今回のおかやまじっくも最終戦。
今回の決勝卓に座るオギノ ユウキとモリヤ ジュン。
スイスラウンドの順位が高いモリヤジュンの先攻で最終試合が始まった。

2ターン目にモリヤが《思考囲い》をプレイ。オギノの手札は《棲み家の防御者》×2、《羊毛鬣のライオン》×1、後は土地という手札。
モリヤは《羊毛鬣のライオン》を選択し、ターン終了。

オギノは2ターン目に《棲み家の防御者》をプレイ、3ターン目に《クルフィックスの狩猟者》プレイするが、モリヤの《究極の価格》で処理されてしまう。
棲み家の防御者》でアタックし《黄金牙、タシグル》を着地させターンを返す。
返したターンにモリヤは《命運の核心》をプレイ、追加したクロックごと更地にされてしまう。

しかし、モリヤがタップアウトした隙を突き、オギノは《棲み家の防御者》を裏向きでプレイ。モリヤのエンド前に《黄金牙、タシグル》を回収し、《棲み家の防御者》で攻撃。モリヤのライフを削りにかかる。

なにも有効なカードを引き込めないままじりじりとライフを削られ続けるモリヤ。
再び《黄金牙、タシグル》を着地させたオギノに対し、モリヤは《衰滅》と《忌呪の発動》で対抗する。

黄金牙、タシグル》の能力を起動し、オギノは《アブザンの魔除け》を回収。
続けて《思考囲い》を放ったモリヤが見た手札は、《先頭に立つもの、アナフェンザ》、《アブザンの魔除け》、《英雄の破滅》×2、《コイロスの洞窟》という手札。
先頭に立つもの、アナフェンザ》を迷いなく指定し、後続の難を逃れる。

クロックを処理されたオギノはメインに《アブザンの魔除け》をプレイ、ドローを選択し、これにより引いてきた《クルフィックスの狩猟者》を場に出した。
ライブラリーのトップに公開されたカードは、《棲み家の防御者》。

オギノのターン、ドロー後にライブラリートップの土地を確認したモリヤは、少し悩んだ後《クルフィックスの狩猟者》を《英雄の破滅》し延命を図る。
しかし、オギノの手札から現れた《巨森の予見者、ニッサ》のもたらす、圧倒的なアドバンテージの前に、手札のすべてを使い切ったモリヤはなす術もなく、倒れるのであった。

第一ラウンド、オギノ勝利。

モリヤ0−1オギノ

第二ラウンド

オギノは《羊毛鬣のライオン》を餌に《見えざるものの熟達》を着地させる立ち上がりを見せるが、後続を要所で対処されてしまう。
4ターン目に現れた《黄金牙、タシグル》に対し《アブザンの魔除け》で対処するオギノ。

脅威の排除に成功したと思われた第5ターン、順当にマナを伸ばし続けたモリヤの戦場に《龍王オジュタイ》が降臨する。
黄金牙、タシグル》に使用した《アブザンの魔除け》を《棲み家の防御者》で回収し、襲いかかる《龍王オジュタイ》に対抗するも、モリヤから唱えられた解消により打ち消されてしまう。
このまま《龍王オジュタイ》に暴れ続けられるわけにはいかないと、オギノは二枚目の《アブザンの魔除け》を使用し、《龍王オジュタイ》の除去に成功する。

しかし、脅威が去ったはずの戦場に現れたのは、《漂う死、シルムガル》。
漂う死、シルムガル》に触れることのできないオギノは盤面を整えようとするが、打消しと除去の前に思うように構築できない。
そうしている間にモリヤの戦場に二体目の《龍王オジュタイ》が現れる。

二体並んだドラゴンの前に戦場を維持できなくなったオギノは投了を宣言した。

第二ラウンド、モリヤ勝利。

モリヤ1−1オギノ

第三ラウンド

2ターン目に《羊毛鬣のライオン》を出し、《胆汁病》で除去をされるエスパードラゴン対アブザンミッドレンジのお約束からスタートした第三ラウンド。
好調な滑り出しを見せた二人の運命を分けたのは第四ターンだった。

土地を引き込むことができなかったモリヤに対しオギノは《先頭に立つもの、アナフェンザ》をプレイ。
これを手札にある《龍王オジュタイ》を公開しつつ、《シルムガルの嘲笑》で対処するモリヤ。
対抗するマナがなくなった所に現れたのは、《巨森の予見者、ニッサ》。

次のターンで反転してしまう《巨森の予見者、ニッサ》に対抗するべく《黄金牙、タシグル》を繰り出すモリヤ。
森を置いて《精霊信者の賢人、ニッサ》に反転させたオギノは目覚めし世界、アシャヤトークンを出す。
少し悩んだ後に、《真面目な訪問者、ソリン》をプレイ。これは《シルムガルの嘲笑》で打ち消されてしまう。
そこに《ドロモカの命令》で+1/+1カウンターと格闘のモードを選択し、《黄金牙、タシグル》の除去に成功する。

五枚目の土地を引けないモリヤ。無人の荒野を駆け抜ける+1/+1カウンターの乗った目覚めし世界、アシャヤトークン。
念願の土地を引くもそれは《陰鬱な僻地》。これでは《命運の核心》を唱えることができず、ターンを返すのみ。
目覚めし世界、アシャヤが順調にライフを削り、モリヤのライフは残り6に。遂に即死圏内へと捕らえる。
土地を起こし《命運の核心》をプレイ。一端脅威は排除するものの、《精霊信者の賢人、ニッサ》には忠誠値が残っている状態。

目覚めし世界、アシャヤトークン、包囲サイ、裏向きの《棲み家の防御者》を出し、万全の状態で畳み掛けるオギノ。
しかし、モリヤはオギノの墓地を確認すると、二枚目の《命運の核心》をプレイ。
戦場を一掃され、《棲み家の防御者》で回収したのは《真面目な訪問者、ソリン》。試合が長引けばまだモリヤにチャンスがある。

しかし、オギノは強かった。
プレイされた《包囲サイ》はモリヤのライフを削り切る。

この瞬間、第三回、おかやまじっくの優勝者が決まった。

第三ラウンド、オギノ勝利。

モリヤ1−2オギノ

優勝
オギノユウキ

“Congratulations!!”