ゲートウォッチの誓い(OGW)のシールド環境ウォッチング
Author:まぐろ&悟空&かずなり
2016/01/17(日) 19:00
シールドの簡単な説明
MTGのシールドとは
みなさんこんにちは(こんばんわ)最近更新をサボりがちな悟空です。
今回行われるおかやまじっくはシールド戦ということで、簡単ではありますがシールドというものの簡単な説明を書いてみたいと思います。
1:シールド戦とは?
限られた資材(今回はOGWを4パック、BFZを2パック)で「40枚以上のデッキを構築して対戦する」という、シンプルなゲームです。
2:どんなカードが使えるの?
パックから出たカードは全部使用できます。今回のExpeditionsも使用可能です。
3:どんな風にデッキを組めばいいの?
デッキの構築方法(基準)は諸説ありますが、大体は2色以上での構築になるかと思います。構築内容の例を挙げると
- クリーチャーは最低でも13枚以上で。
- 土地の配分は大体17枚程度。
- 重たい呪文(5マナ以上)は4枚程度に抑える。
- 除去は必須。
こんなところでしょうか。
4:色の配分は?
メインで使いたい色を選別した後に、それを補足する色を足す。そんなところです。
上記したとおり、除去は必須です。除去がないデッキの構築は相当の理由がない限り回避したほうが無難です。
強力なカードが数多く存在している場合は4色以上でも構築してみるべきです……が、マナ基盤がそろっている場合に限ります。
5:除去って何?
除去とは、「クリーチャーを無力化する」事です。
色それぞれに得意な分野(方法)は異なりますが、大抵の場合、どの色かにあるかと思います。どんなに強いデッキができたとしても相手の出したとても強いカードを無力化することができずに完封されてしまうことがあるため、最低でも1枚はお守り代わりに入れておくことをお勧めします。
6:色の合わない強いカードは使わないべき?
シールド戦をする際、割とよくあることなのですが、一枚のとても強いカードが存在するにもかかわらず、それが他の色と共存しない場合(必要な色マナの数が多いなど)は素直にあきらめてしまうのが得策です。
ただ一枚の強いカードがあったとしても、使用できなければ存在していないのと同じですから。
7:最後に
大体の構築はこのような流れに沿って行っていきますが、パックの開封結果によっては前述した事に該当しない場合もあるかと思います。
そのときはその日の自分と相談し、デッキの長所を伸ばしていきましょう。
以上、本当に簡単ではありますが、何かの参考になれば幸いです。
おかやまじっく初のシールド戦を楽しんでください。
悟空のOGWピックアップカード6選
一位《難題の予見者》
こいつのつぶらな瞳には乾杯&完敗
あと普通に強い。
ハチャメチャが押し寄せてくる。
二位《保護者、リンヴァーラ》
いつの間にかPTAとかで活躍しそうなおかあちゃんに。
こんなん相手にしたら死んでまう。
泣いてる場合じゃない。
三位《永代巡礼者、アイリ》
この名前を見るだけで四国巡礼とか聖地巡礼とか、なんかこう色々なところへ行きたくなる。
わくわくを百倍にして。
四位《ジェイスの誓い》
過 労 死 決 定 。
パーティーの主役になろう。
五位《イオナの祝福》
正直見えにくいと思う。
夢中になれる物が。
六位《巨人の陥落》
いつの時代もX点火力は最高であります。
いつか君をすげぇやつにするんだ。
BFZ&OGWシールドのパック配分と特徴
こんにちは、かずなりです。来週はおかやまじっくですね!まだ準備が完全に終わっておらず、ドタバタしております…
さて、ここからは「BFZ&OGWシールドのパック配分と特徴」というテーマで書いてみたいと思います。
戦乱のゼンディカー(BFZ)とゲートウォッチの誓い(OGW)を使うシールドでは、BFZ2パック、OGW4パックを使用します。
今までは大型セットと小型セットの2セット環境では、大型セット4、小型セット2の配分でしたが、逆転して大型セット(BFZ)2、小型セット(OGW)4セットなので注意が必要です。
よってOGWの新カード比率が大きくなり、BFZのみのシールドとはプレイ感が異なります。
プレリに出た人の感想やネットの意見をまとめて、BFZ&OGWシールドの特徴を箇条書きで書き出していきます。
※個人の感想であり、効果・効能を表すものではありません。プールや個人差により差があります。
- 無色マナ・シンボルが存在します!
- 6色目だと思って扱ったほうが良さそう。
- 気をつけていれば無色マナの確保はしやすい。
- クリーチャーからも出やすい。
- ただし除去もされやすいのでクリーチャーによる無色マナの過信は禁物。
- マナ加速が多いので6、7マナも何とかなる。
- タフネス2以下しか倒せない除去は信用しづらい。タフネス3以上の多さと小さくとも支援であっという間に圏外に逃げられる。
- 以下のようにタフネス4以上が倒せる除去は信用しやすい。
- 回避能力持ちが特に優秀となる。
- 「ブロックされない」「ブロックができなくなる」能力が最後の一押しになることも。
アンコモン以下の使って(使われて)強かったなー、なOGWのカード
《岸壁安息所の吸血鬼》
2白黒の4マナ2/4飛行の吸血鬼・同盟者。「あなたがライフを得るたび、対戦相手はライフを1点失う」能力を持ってます。
BFZの《ドラーナの使者》と組み合わせられると、自分のアップキープに毎回自分は1点ゲイン、相手は2点ルーズが強かったです。
OGWコモンの《吸血鬼の特使》とも良いコンビを形成していて、《抵抗者の居住地》や盟友でタップできる機会も多く、空も止めてくれるので非常に頼もしかったです。
《網投げ蜘蛛》
2緑の3マナ2/3、到達持ちの蜘蛛です。緑のあるある的クリーチャーなんですが、飛行持ちをブロックしたときにターン終了時まで+2/+0修正を受ける能力が思ったより強かったです。
序盤~中盤にかけて地上、空をガッチリ固めてくれました。
《異常な忍耐》
「クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修正を受ける。それを再生する。」黒1マナの欠色インスタント。
巨大なエルドラージを打ち取るときに加えて、「破壊する」クリーチャー除去の呪文や効果に対して「再生する」でかわす事ができます。
除去をかわすのは、あまり強い使い方ではないですが「どうしても、このクリーチャーを守りたい!」という時に役立ちました。
あと軽いので戦闘中に使って、第2メインで怒涛が達成しやすいのも◎でした。
《ムラーサの胎動》
「墓地からクリーチャー・カード1枚か土地・カード1枚を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。あなたは6点のライフを得る。」2緑のインスタント。
これはインスタントがエラい!と思いました。構えることができて、ボムを回収できるのが強いなぁと感じました。
さらにボムを再度使うためのライフ面で猶予を与えてくれる安心感の塊でした。
《ニッサの裁き》
「支援2を行う。(クリーチャーを最大2体対象とし、それらの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。)対戦相手がコントロールするクリーチャーを最大1体対象とする。あなたがコントロールする+1/+1カウンターが置かれている各クリーチャーは、それぞれそれのパワーに等しい点数のダメージをそのクリーチャーに与える。」4緑で5マナのソーサリー。
隙が多いですが、白緑で支援がきっちり出来ていると破格のダメージを叩き出すことができ、巨大なエルドラージを前にもじもじしていた同盟者たちがブロッカーを排除して意気揚々と殴りかかることができます。
《崩壊する痕跡》
《抵抗者の居住地》
《未知の岸》
コモン土地カードには多色を出すことができるカードが沢山あります。
アンコモンカードにはタップインではありますが友好色2色を出すことのできるカードがあります。
困ったときはコモンの多色が出る土地カードを目いっぱい詰め込んで色を足し、デッキの強さをあげることもありかもしれません。レアパワー!
《牙の贈り物》
「クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それはすべての能力を失うとともに基本のパワーとタフネスが3/3の緑の象(Elephant)になる。」青の1マナ、インスタント。
相手の大物クリーチャーの除去に使ったり、カウンターが乗った覚醒土地に使用して巨大化のように使ったり、《大物潰し》などをかわしたりと、1マナにしてはいろいろと使い方があるカードです。
今回のおかやまじっくのオススメポイント☆ミ
今回のおかやまじっくですが、シールド戦ですので、いつものスタンダードのようにシングルエリミネーションは行いません。
5回戦終了時の時点でのオポネントマッチパーセンテージで順位を出させていただこうと思っています。
ですが、会場はいつも通り20時まで空けておきます。
ですので、5回戦が終わってからの3時間(当日の試合の進行状況によっては誤差が出ると思います)は会場で自由に遊んでいってください!
今回のゲートウォッチの誓いは多人数戦向けに作られたエキスパンションですので、大会で使ったカードで双頭巨人戦をやってみたりしてはいかがでしょうか?
私たちも皆さんと一緒にシールドのデッキを1つ会場で作る予定ですので、お相手することもできます!
お気軽にお声かけください♪
もちろんいつも通りサイドイベント&コーヒー販売も実施しておりますので、こちらもよろしくお願いします!少しずつですが、サイドイベントの賞品カードも増やしていっております。掘り出し物があるかもしれませんでの一度見てやっていただければと思います。