第10回 決勝カバレージ:Jun Moriya Vs Daiki Iwama
Author:ぱなっぷ
2016/06/14(火) 14:00
今回で10回目を数えるおかやまじっく
今回の決勝戦に駒を進めたのは、もはや決勝トーナメント常連となった岡山の古豪、モリヤジュン
岡山にての実力は誰もが知るところである。今回彼が使用したのは赤白のエルドラージ、
しかしこの男最近勝ちすぎでは???
立ち向かうはイワマダイキ、緑黒の《謎の石の儀式》デッキを操り予選ラウンドを見事全勝で駆け抜けている。
予選ラウンド最終戦、5回戦目でも対決していた両者、その際はイワマが見事勝利を収めていたのだが果たしてこの決勝戦はどのような展開になるのか、、、、
筆者の予想を尻目に今、決勝戦が始まる。
Game1
スイスラウンドの順位によりイワマの先手
7枚を慎重に吟味する両者
イワマのマリガン宣言を受けキープ宣言をしたモリヤ
しかしイワマはここで痛恨のダブルマリガンに見舞われてしまう、
『きびしいな、、、』
イワマは祈るように占術を行いカードを上に置いた。
先手のイワマは《ラノワールの荒原》を置き終了
後手のモリヤも《山》を置き終了
2ターン目にイワマは2枚目の《ラノワールの荒原》から1点ライフを支払いながらの《エルフの幻想家》をプレイし1枚ドロー、マリガンによって失ったアドバンテージを早く埋めたいところである。
対するモリヤも《戦場の鍛冶場》を置いて《面晶体の這行器》をプレイ。
次にイワマがセットしたのはまたしても《ラノワールの荒原》
これによって2枚のダメランから2点を受け《地下墓地の選別者》をプレイ、エルドラージ末裔トークンが生み出された。
ダメージを負いながらもクリーチャーをしっかりと展開していく。
モリヤも《搭載歩行機械》をX=2でプレイしターンを返す
次のターンのイワマの《地下墓地の選別者》によるアタックを先ほどの《搭載歩行機械》で受けこれによって墓地に送られた《搭載歩行機械》から飛行持ちの1/1トークンが2体戦場に出た。
このターンの戦闘後のメインフェイズにイワマが仕掛ける!
デッキのエンジンである《謎の石の儀式》をプレイし自分のクリーチャー全てに極楽鳥能力を与え
《エルフの幻想家》と末裔トークンからマナを出し、この2マナからプレイされるのは
《薄暮見の徴募兵》!!
これが生き残るならイワマの勝利がぐっと近づくのだがモリヤはこれを《石の宣告》によって
手がかりトークンへと変えた。
それでも攻め手を緩めないイワマ、《ズーラポートの殺し屋》を2体展開し戦場を維持する。
モリヤも《現実を砕くもの》を戦場に送り込み飛行トークン2体と一気にレッドゾーンへ送り込んだ!!
これによってイワマのライフを残り7とした。
返すターンに考えるイワマ、《現実を砕くもの》のプレッシャーは凄まじい、、、、
しかしここで場に出るは《薄暮見の徴募兵》、
そして《ナントゥーコの鞘虫》!!!
一気に追い詰められたモリヤ、2枚目の《現実を砕くもの》でフルアタックするも
2体のクリーチャーを食べて6/6となった《ナントゥーコの鞘虫》に1体が討ち取られた。
次のイワマのターンにセットされた《ウェストヴェイルの修道院》とプレイされた《ナントゥーコの鞘虫》、《膨れ鞘》を見てモリヤは静かにカードを片付けたのだった
イワマ Win 1-0 モリヤ
ダブルマリガンから凄まじい展開で1本目をもぎとり波に乗るイワマ
このまま走りきるのか!?それともモリヤが意地を見せるのか、、、
Game2
先手のモリヤがマリガンを1回行ってキープし
後手のイワマは7枚でキープ、、、
イワマの2ターン目の《ズーラポートの殺し屋》によってゲームが幕を開けた。
モリヤの初動は3ターン目の《変位エルドラージ》、
次のターンにアタックに向かうもイワマがプレイした《卑小な回収者》によって相打ちとなってしまう。
モリヤが《石の宣告》をプレイし《ズーラポートの殺し屋》を手がかりへと変え、これで戦場が空となる。
イワマは次に《地下墓地の選別者》を戦場に送り込みエルドラージ末裔トークンを連れて来た。
モリヤは次のターンにクリーチャーを展開することができず、《石の宣告》を《地下墓地の選別者》に撃ち込むのみとなってしまう。
マナをフルオープンで返したイワマに対して《難題の予見者》をプレイしたモリヤだがここでイワマがプレイするは《集合した中隊》!!!
これから召集されるのは《ナントゥーコの鞘虫》と《卑小な回収者》!強い、、、
その後《難題の予見者》によって公開されたイワマの手札が、
《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》 《破滅の道》 《エルフの幻想家》
この中から《破滅の道》を取り除きターンを終えた。
返すターンにイワマは予定調和の《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》をプレイして即忠誠値を-2し
《ナントゥーコの鞘虫》と《卑小な回収者》とエルドラージ末裔トークンに+1カウンターを置いた。
その後《エルフの幻想家》をプレイしドローを進め、《ナントゥーコの鞘虫》のみでアタックした、
モリヤも《現実を砕くもの》を走らせるとイワマはこれをサイズアップした《卑小な回収者》とエルドラージ末裔トークンでダブルブロックした。これで《卑小な回収者》と《現実を砕くもの》との交換が行われる。
さらにモリヤは次のターンに虎の子の《炎呼び、チャンドラ》をプレイ!!
忠誠値のマイナス能力をX=2で起動して戦場を《ナントゥーコの鞘虫》のみとした。
しかしイワマが追加した《ズーラポートの殺し屋》と《壌土のドライアド》が展開されてのチャンドラへのアタックによって生き残っていた《難題の予見者》をも失ってしまう。
その後も《ズーラポートの殺し屋》の能力によってじりじりとライフを失い続けていたモリヤはついに盤面を片付けたのだった。
イワマ Win 2 – 0 モリヤ
第9回目おかやまじっく優勝はイワマダイキ!
おめでとうございます!!!
“Congratulations!!”