マジック初心者&大会初参加の方へ

Author:ないとうくん
2015/06/22(月) 04:00

このコラムは主に「あまり大会に参加されたことのない方」や「興味はあるけど初めて合う人とうまくプレイ出来るか?」などMTG大会初心者さんに役に立つ情報をとりあげます。

第1部『大会に持ってきた方がよいもの』

●デッキ
デッキはスタンダード(スタン)、モダン、レガシー、など「構築」と呼ばれるフォーマットで必ず必要です。
メインボード60枚以上(60枚以上なら何枚でも可)、サイドボード15枚以下(0枚でも可)で作られます、

●ライフカウンター
ライフカウンターは紙、そろばん型、ダイス、紙やプラスチック板を回すタイプ、スマホアプリ、など色々ありますが、やはり便利なのは「紙」です。相手と自分のライフを書けますし 相手がどんなデッキだったか サイドボードは何を使用していたか ハンドを確認した時のメモなどなんでも使えます、あと手頃です。他のライフカウンターは紙が無いときに代わりに使用するのをオススメします。
最近ではスマートフォンやタブレットで操作出来るライフカウンターアプリがよく使われていますが、競技レベルの大会では使えないので気をつけましょう。「おかやまじっく」でもライフカウンターアプリは使えませんのでご注意ください。

●ダイス
ダイス、サイコロはカードの上に置くカウンターの役目や先行後攻を決める為に使用します。よく落としたり人のを間違えて持って帰ることもあるので気を付けましょう。ダイスは無くてもプレイはできますが、予め準備しておくことをオススメします。

●筆記用具
筆記用具と言ってもボールペンや鉛筆が1本あれば大丈夫です。これは、デッキリストやスコアシートを書くのに使います。大会に行く時は必ず持っていきましょう。

●デッキリスト
おかやまじっくの大会ではデッキリストの提出をお願いしています。デッキリストは書いて大会に持って来ていただいても、その日の会場で書いても大丈夫です。大会開始時刻までに提出できるようにしましょう。

●他には…?
以上が大会参加にあたって必要であったり、持ってきた方が便利なものです。その他にサイドイベントやフリープレイ用のデッキであったり、トレードカード、プレイマット、交換用の予備のスリーブ、やる気、などなど…常識の範囲内で楽しめるものを持ってきて、大会を全力で楽しみましょう!


第2部『マナー』

●大前提として…
「常識の範囲内」で行動しましょう。これさえ守れば大丈夫です!
マジックは勝ち負けがつくゲームです。負けて悔しいのは当然ですが対戦相手を不快な思いをさせないようにしましょう。相手のプレイングを非難したり、デッキをバカにする発言は絶対にしないでください。紳士的な立ち振舞やプレイを心がけ、公共の場であることを忘れないでください。また、粗暴な態度や舌打ちなどで対戦相手を不当に威圧や威嚇することも禁止されています。

●『あいさつ』について
席に着き対戦が始まる前には『お願いします』。対戦が終わったら『ありがとうございました』。最初は出来ないかもしれませんが、コレが言えるようになれば立派なプレイヤーです。”お互いが気持ちよく、楽しくプレイ”することが重要です。

●カード効果の説明や質問について
構築の大会に参加する場合は、そのフォーマットの大体のカードの効果などは知っていることが望ましいですが、対戦相手の使ってるカードがわからなければ遠慮なく質問しましょう。
対戦相手に質問されなければ、必ずしも自分から説明をしなくても良いです。対戦相手から質問された場合は、テキストを確認してもらったり効果を理解するために必ず協力してください。しっかりコミュニケーションをとる事によってフェイズ間のトラブルやカード効果の勘違いは未然に防ぐことが出来ます。
対戦相手に質問するのは気が引ける、対戦相手の説明を聞いてもわからない、そのようにルールやカード効果がわからない場合は、会場にいる「ジャッジ」に質問してください。ただし、ジャッジは何でも教えてくれる存在ではありません。プレイヤーの有利不利になる情報は教えてはもらえないことに注意してください。

●カードの取り扱いについて
マジックはとても高価なカードもあります。シャッフルを求められたときやカード効果の確認で対戦相手のカードを見せてもらうとき、乱暴にあつかってはいけません。『スリーブを破りカードに傷をつける』『カードを戻す際に曲がるように戻す』などは、トラブルの原因になります。他人のカードは自分のカードを扱う以上に、丁寧に扱いましょう。


第3部『おかやまじっくのルール』

●ゲーム形式について
この大会はスイスラウンドを行った後に、シングルエリミネーションを行います。スイスラウンドは勝った人どうし、負けた人どうしが対戦していきます。参加人数によっても変動しますが、おおよそスイスラウンド4~6回戦を行った後、シングルエリミネーション(決勝ラウンド)を行い上位8人を決定します。シングルエリミネーションはプレイヤーが1つのマッチに負けたらトーナメントから除外される形式(いわゆる勝ち抜き戦)を指します。

●1試合何回勝てばいいか?
「おかやまじっく」では3本中2本先取で勝利するルールです。時間内に終わらない場合は延長5ターンを行います。延長5ターン後でも決着がつかない場合は、引き分けとなります。

●延長5ターンについて
あらかじめ定められた規定のゲーム時間が経過した場合は、延長5ターン開始の案内直後を0ターンとしてください。その後、ターン終了時に1カウントずつ増加させていき、最長5ターン目までを行います。延長5ターンは必須ではないため、対戦相手と話し合い引き分けで合意することも可能です。

●事前予約が便利!
大会に出ることが早めに決まった場合は事前予約をオススメします。おかやまじっくの大会もそうですがマジックの大会は事前予約ができる場合は多いです。朝から会場に行ったのに定員オーバーのため大会に出れないということを防ぐことができます。
前日までは予約キャンセルなども出来ます。マナーとして予約しているのに当日連絡無しでキャンセルをしないようにしましょう。特に罰則や罰金はありませんが、会場にいる友達に言付けるなり、Twitterのダイレクトメッセージ(DM)や、スタッフに連絡をとってください。円滑な大会運営のために、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。